ストレスとの向き合い方

忙しい仕事と、ギスギスした人間関係、親しみの持てそうにない患者さんなど、様々な原因で看護師の仕事が憂鬱になってしまいます。しかし、必死で勉強してようやくなった看護師の仕事ですから、そんな理由で職場を手放すのは悔しいですね。
仕事になれてきたのであれば、あなたらしく仕事をすることができるようになっているはずです。自分が何のために仕事をしているのか、なぜ看護師になったのかということを思い返してみるのも良いでしょう。
また、これはあくまでも一般論ですが、女性は自分より優位な立場にある女性に対して歪んだ嫉妬を抱くことが多いものです。そうした対象になってしまっていないかを考えてみるとともに、自分がそのような悪い想念で周囲を見ていないか、今一度自分自身を顧みて見ると良いでしょう。
こうした場合、多くの人がプライベートを充実させて、日頃のストレスを解消することを考えると思います。そしてそれは正しいことではあります。
しかし、根本的な問題としては憂鬱な気持ちになる原因は職場にあります。あるいは仕事の内容にあります。
それを解消するためには、単にプライベートを楽しむだけでなく、職場での改善や仕事の中に楽しみを見出すことができなければ、結局は憂鬱とストレス解消を言ったり来たりするだけになってしまいます。
それも決して悪くはありませんが、そうした繰り返しの中でモチベーションが下がってしまっては、最終的には仕事を続けることが難しくなってしまいます。人間関係や責任ある仕事に耐え切れず、よりよい転職先を探している方は常に大勢いらっしゃいます。医療機関はいつの時代、どこであっても必要とされるため、看護師の求人は探せば山ほどでてくるのです。そう考えると新しい看護師の求人を探すのもひとつの手であるでしょう。悲しいことですが病院の中には、スタッフの命を蝕むくらいブラックな環境もあります。ストレスの限度をゆうに超えていると判断したのであれば、速やかに職場を変えたほうがいいでしょう。しかしその反面、すぐに転職を繰り返してしまい転職族のようになっている方もいらっしゃいます。これはどこに行ってもキリがないので、仕事に対する考え方を変える必要があるかもしれません。

職場にある問題や、仕事への慣れで忘れてしまっているかもしれませんが、あなたのしている仕事の一つ一つが、他ならない患者さんの命をつなぐことになります。なので、看護師の仕事はやりがいでいっぱいのはずです。
こうしたことを1つずつでも思いだし、あるいは発見していくことができれば、職場での不満などでたまったストレスを仕事の中で解消していくことができると思います。
その上プライベートを充実させることができれば、憂鬱だった自分が嘘のように朗らかに生き生きと仕事ができるようになるでしょう。そうした人のまわりにはいつしか他の人も集まってきます。
看護師を夢見ていた看護学生時代に思い描いた理想の看護師像や、その理想に近い形で働いている先輩を見つけること。また、積み重ねてきた何ということもない日々の仕事がどれほど重要だったのかということに気づくことなど、仕事の中にも生きがいややりがいを見出すことができれば、憂鬱になっている暇などなくなっている自分に気付くでしょう。